講座内容

【午前】分科会(中学校・高校)

3-1 事例研究「生徒指導」

基本情報

時間帯:10:00-10:11

スピーカー:森田健雄・長谷川博之

講座について

【森田健雄より】

中高の先生が、対応に迷ってしまったり、困ってしまったりするような場面を取り上げて、長谷川先生に解説してもらいます。

模擬授業について

教師役と子役はオンライン上でやりとりを行います。また、授業スライドを用いて授業をします。

その他スピーカーよりメッセージ

【森田健雄より】

明日使える技術と、ずっと持っていてほしい生徒指導の核について学べます。

3-2 教科書をこう使う「数学」

3-2 教科書をこう使う「数学」

基本情報

時間帯:10:14-10:25

スピーカー:星野優子・大森雄一

講座について

【星野優子より】

小中の図形指導の流れを踏まえ、中学校の最難関「証明」指導について、授業します。教科書の問題構造を見抜き授業を進めることによって、全員が証明の記述ができるようになります。

【大森雄一より】

中学校数学科で、新しく学習指導要領に入った「箱ひげ図」を授業します。箱ひげ図にあまり親しみのない方もいます。しかし、箱ひげ図は統計分野では、有用性が高く、医療現場など、多くの場で使われています。「箱ひげ図をかき」、「いくつかの箱ひげ図を比較し」、「読み取る」活動を通して、箱ひげ図の有用性をお伝えします。

模擬授業について

教師役と子役はオンライン上でやりとりを行います。また、授業スライドを用いて授業をします。

3-3 コミュニケ力アップ「外国語」

3-3 コミュニケ力アップ「外国語」
授業サンプル動画 - 加藤心.mp4

基本情報

時間帯:10:28-10:39

スピーカー:加藤心・広瀬翔

講座について

【加藤心より】

教科書の三単現の単元を扱います。この単元に入る前に、三単現の音声指導を済ませておきます。これは、三単現を使った自由会話(フリートーク)とスピーチ指導を終えておくことを意味します。「終えておく」とは、生徒が「日本語に翻訳しなくても直観に近い感覚で英語の音声の瞬時に処理ができる」というレベルまで習熟することです。

【広瀬翔より】

外国語の新学習指導要領では「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やりとり]」、「話すこと[発表]」、「書くこと」の5領域の指導が求められるようになりますが、TOSS英語で主張を続けてきた「音声」→「文字」という指導手順が変わることはありません。前講座で加藤が「音声(聞く・話す)」による指導を行広瀬の講座ではそれに続く形で「文字(読む・書く)」に焦点を当てた効果的な文字指導の工夫を提案します。

模擬授業について

模擬授業は、授業用のスライド(Microsoft Powerpoint)を用いて進めます。授業用スライドと教師役が一つの画面に投影されるよう、ストリーミング配信ソフト「OBS」も用います。

加藤の授業は「参加者全員が子役」をモットーに、聴講している皆様に授業に積極的に参加いただきます。但し、マイクを通した発言は求めず、原則全員ミュートのまま、リピートなどの発声をして頂きます。

また加藤と広瀬は、どちらか一方が教師役として模擬授業を進めている間は、もう一方は子役で参加します。両者のやりとりにも是非閲覧いただき、授業作りの参考にして頂けたら幸いです。

その他スピーカーよりメッセージ

【加藤心より】

教科書の、ある単元に入る前に、日本語に訳さない英会話を先取りします。その単元で習う文法(例えば三単現)を含む英会話を直感で行えるようにしておくと、教科書指導も言語活動指導もとても楽になります!模擬授業を受けて、生徒役として、直観でできる英会話をぜひ体験してください!

【広瀬翔より】

加藤氏が行う「聞く・話す」授業内容は、広瀬が行う「読む・書く」授業内容とリンクしています。音声で十分に慣れ親しんだ後、文字を読んだり書いたりすることでどれほど理解がしやすくなるか、体感していただければ幸いです。

3-4 事象の構造がわかる「社会」

基本情報

時間帯:10:42-10:53

スピーカー:進士かおり・染谷幸二

講座について

【進士かおりより】

地理分野、中部地方の工業を授業します。写真、主題図を使い資料の読み取りを中心に授業する予定です。

【染谷幸二より】

政党政治が始まり、国民の生活が豊かになった大正時代の文化を授業します。授業のベースになるのは時代の特徴を捉えて進める向山型歴史指導法です。

模擬授業について

教師役と子役はオンライン上でやりとりを行います。また、授業スライドを用いて授業をします。


3-5 具体から抽象へ「理科」

基本情報

時間帯:11:10-11:21

スピーカー:上田浩人・吉原尚寛

講座について

【上田浩人・吉原尚寛より】

本授業は、上田と吉原の両者が一緒に、一つの授業を展開していきます。

2020年7月からレジ袋(ポリ袋)が有料化されました。生徒の身近にあるプラスチックが注目されています。普段何気なく使っているプラスチック製品にもたくさんの秘密が隠されていること。さらに、謎のプラスチックについて考えていきます。そして、今回の学習が持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であるSDGsにつながっていることを知る授業です。今回は中学高校の連結も意識した講座になっています。お楽しみに。

模擬授業について

教師役と子役はオンライン上でやりとりを行います。また、授業スライドを用いて授業をします。理科の実験を実演するため、書画カメラ用います。

その他スピーカーよりコメント

【吉原尚寛より】

ZOOMでもできる、感動の理科実験を行う予定です。

3-6 言葉の価値がわかる「国語」

基本情報

時間帯:11:24-11:35

スピーカー:長谷川博之


言葉の一つ一つに価値があります。しかし、その価値を知る方法が分からない子供がいるかもしれません。そこで教師の出番です。教師が授業を通して子供たちに方法を伝え、自分たちの力で価値を知れるようになる。そのような模擬授業を行います。