講座内容
【午後】全体会
9-1 向山洋一映像全集から読み取る向山型指導の急所
講座について
時間帯:13:30-14:00
スピーカー:林健広・小野隆行・木村重夫
【林健広より】
向山洋一全集の分析です。向山先生の授業は子供が熱中します。なぜ、熱中するのでしょうか?急所はどこなのでしょうか?趣意説明をポイントにして分析します。
【小野隆行より】
向山洋一全集は、教育界の宝です。この素晴らしい宝を教師力向上のためにどのように活用するのか?具体的な場面を切り取って、教師力向上のためのトレーニング方法を提案します。
【木村重夫より】
これまで公開された向山洋一氏の算数授業映像の中で、これほど「圧力」のあるものはありません。できないこと、やらないことをゆるがせにしない徹底さがあります。瞬時の厳しさと直後の優しさ。私たちの授業や学級経営に活かせる向山型指導の急所を映像全集から読み取ります。
模擬授業について
教師役と子役はオンライン上でやりとりを行います。また、授業スライドを用いて授業をします。
林健広
向山映像全集を視ると、明日の授業が激変します!
小野隆行
木村重夫
9-2 向山行雄氏特別公演「ポストコロナの学校を組み立てる具体策」
講座について
時間帯:14:00-14:15
スピーカー:向山行雄
これからの学校では、以下の内容について留意することが肝要です。
感染症対策と社会経済活動の調和→感染拡大を防止しながら社会経済活動を営む 学校もその中の重要な機関だと認識する
「行事学校」から「勉強学校」への転換のリスク削減 →変化のない「勉強学校」でも、教師の工夫で「秩序と変化」を実現する
長い2学期「11月危機」を乗り越える校内体制 →「まさかよりもしか」「備えあれば憂いなし」の危機管理意識を持つ
「三密」を回避を目指した授業の工夫 →代替の活動として「ノート活用」は有効な手立て
コロナに対する差別と偏見に関わる人権教育→各学校が十全な教材研究をして発達段階に応じた授業を実施 自分の差別性と向き合う
新学習指導要領が求める「育成すべき資質・能力」を改めて捉えなおす
向山行雄
敬愛大学国際学部教授 こども教育学科長
9-3 子どもたちが熱中し学級経営さえ立て直す 新教科書を使った「The授業」
講座について
時間帯:14:15-14:45
スピーカー:許鍾萬・河田孝文・伴一孝
【許鍾萬より】
GIGAスクール構想で「一人一台の端末」が整備されます。新教科書とデジタル教材を組み合わせた授業が、今まで以上に求められます。「どのようなデジタル教材」を、「どのタイミング」で、「どのような見せ方や使い方」をす れば効果的なのかを模擬授業で提案したいと思っています。
【講座の形態について】
許の講座において、ストリーミング配信ソフト「OBS」やプレゼンテーションソフト「Keynote」、バーチャル地球儀ソフト「Google Earth」などを組み合わせて資料を提示します。一人一台の端末が整備された想定です。オンラインで教師と子供がやりとりするタイプの授業を実演します。
許鍾萬
TOSSのサマーセミナーは「授業の祭典」です。さまざまな教科の実践が、すぐに追試できる「模擬授業」という形で提案されます。例年、東京ビッグサイトのメインホールで開催していたビッグイベントを、今年はオンラインで実施します。ハイブリッドな形でリメイクされたTOSSサマーセミナーを、ぜひお楽しみください。
河田孝文
伴一孝
9-4 ハイブリッド型教育課程に備える【新教科書活用】の「オフラインとオンライン授業」の新実演
講座について
時間帯:14:55-15:25
スピーカー:小嶋悠紀・長谷川博之・谷和樹
【小嶋悠紀より】
GIGAスクール構想の前倒しで、PC一人一台は目の前です。しかし、その状況になった時に多くの先生方が「授業のあり方」「PCの効果的な活用法」「ハイブリッド型の推進」など見通しが持てないと思われます。今回の授業では「社会科の単元を丸ごと」授業として公開します。その過程で「授業で何ができるか」「一人一台のPCを家庭でどのように活用するのか」「評価にどのように踏み込むか」を皆さまと学びたいと思います。お楽しみに!
【長谷川博之より】
分散登校等の状況を想定し、教室で生徒を前にして行うオンライン、オフラインのハイブリッド授業を提案します。国語の予定です。
【谷和樹より】
新教科書は社会科を取り上げます。すぐに教室で追試していただきやすいように「1_資料の扱い方」「2_具体的な発問・指示」「3_オフラインとオンラインでの留意点」等に触れる予定です。また、これからの時代を見据えた「4_ICT活用の教材研究」、さらにはその「5_授業の組み立て」もお伝えしたいと思っています。
【講座の形態について】
教師役と子役はオンライン上でやりとりを行います。また、授業スライドを用いて授業をします。また、ストリーミング配信ソフト「OBS」やプレゼンテーションソフト「Keynote」を使います。
小嶋はiPad等を併用して授業を進めます。「Jamboard」「Connectedflip」「メモ帳プロ+」を使用する予定です。
長谷川の講座においては、教師役と子役が同じ場所でやりとりをし、その様子をオンライン上で参加者の皆様にも見ていただけます。
小嶋悠紀
指導案も学校現場でいずれ使える形になっています。参考にしてください。
長谷川博之
谷和樹
TOSSのサマーセミナーが今年はオンラインで生まれ変わりました。
コロナに負けない、ポジティブで元気いっぱいの先生方がここにいます。
ぜひ、エネルギーを共有しあい、子ども達のために笑顔で教師に向かえるよう、進んで参りましょう!